【カンタン図解】 今ちゃんと押さえておこう! 肌について解説

肌図解コラム

美容系のブログや記事によく出てくる、肌の構造や用語について図を使いながらカンタンに解説するよ。スキンケア選びのヒントに。既に知っている!という方はおさらいに。

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肌の構造は?

「表皮」「真皮」「皮下組織」で構成されている。

「皮下組織」はスキンケアやメイクの分野では登場しないので、今回は「表皮」「真皮」について解説するよ。

肌の構造カンタン解説
「表皮」と「真皮」

「表皮」って?

表皮の超キホンの働き

薄っすいけど、身体にとって大事なのが表皮。

表皮は真皮が2㎜ぐらいなのに対し、0.2㎜ぐらい。

でも、外からの異物を排除したり、身体の水分の蒸発を防ぐ働きがある。

スキンケアにとっても大切な部分だよ。

美肌にかかわる大切なことが行われてる!

「表皮」の構造は上の図の通り。

「表皮」は4つの層になっていて、それを皮脂膜がおおっている。一番下の基底層では細胞がつくられている。それが分裂で成熟しながら表面に移動して、外に剥がれ落ちる。これが垢。

ちなみに、この一連の”細胞ができては剥がれ落ちる”流れが「ターンオーバー」。4週間ぐらいが若い人の一般的な周期。でも、年齢を重ねるとその周期はスローになり、2か月程度になる人も。

「表皮」 = ターンオーバーにかかわる

ターンオーバー解説
40代にもなると4週間だった周期が遅くなる

真皮

シミはどこでできるのよ?

シミは表皮でできる。

表皮の「基底層」にあるメラノサイトが、シミのもととなるメラニンをつくり出す。

シミの原因解説
シミは「表皮」の深いところでできる

で、過度な紫外線やさっき触れたターンオーバーのサイクルの乱れ、刺激などで、メラニンがつくられる・排出されるというバランスが崩れ、メラニンが表皮にたくさん蓄積されてしまう。で、シミに。

よく言われる摩擦などもメラノサイトが刺激される原因になってる。だから、顔はこすらないで!!と言われるのね。

「表皮」 = シミができるところ

「真皮」って?

この話は結構頻繁にいろんなスキンケアメーカーがしているよね。

肌の弾力にかかわる部分で、大部分がコラーゲン、そしてエラスチンなどでできている。

シワ、たるみなどにかかわる部分だよ。

シワたるみの原因解説

加齢紫外線などで右図のように変性する。

「真皮」 = シワ、たるみにかかわる

「シワ、たるみを改善したいから、スキンケアでここにアプローチしたい!」そんなことを考えがち。(はい、私です)

でも、基本的にスキンケアの効果効能はここには及ばない。最初に触れたように「表皮」が外からの異物を排除するから。いろんなメーカーが研究開発を行っているし、実際の実際がどうなんだか私にはわからない。まあ、少なくともそういう広告表示はないはず。薬機法があるからね。

ただ、真皮の変性を防ぐ、ましにする方法はある。それが、UVケア!

UVケアすれば、紫外線による皮膚への悪影響が少なくなる。

シワたるみの対策解説
加齢は誰にも止められない!でも、UVケアは簡単にできる!

UVケアすれば「真皮」をケアできる

肌の構造を知ると、なりたい肌に対してどんなアプローチがいいのか?きっと理解するお助けになるはず。

化粧品メーカーが原材料メーカーのホームページには、自社の研究結果を踏まえた詳しい解説がたくさんあるので、興味のある人はぜひ見てみてね。

参考サイト:https://www.kao.co.jp/lifei/support/22/
https://www.ssp.co.jp/hythiol/troublenavi/shimi/mechanism.html

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